製品情報
トラブルシューティング(電着)
- 未塗装(エアポケット)・膜厚不良
- 塗装されていない部位があるもの。
膜厚が異常に薄いもの、膜が付かないもの。
- チェック項目
- 要因・対処方法
- ・泡かみ(被塗物表面に泡がついたまま電着され、泡の跡が未塗装になるもの)
・エアポケット - ・入槽をゆっくり行い、泡が立たないようにしてください。
・ワークに角度をつけ、泡抜けを良くしてください。
・液流(ノズル)を見直し、泡抜けを良くしてください。
- 通電不良(接触不良のため、全く膜が付かなかったり、極端に膜が薄いワークが発生するもの)
- 接触不良の解消(集電子、ハンガー接点の点検)
- 通電不良(被塗物表面の付着物が電気を通さないため、未塗装部位を生じるもの)
- 被塗物表面の絶縁物除去
- 再溶解(一度付いた塗膜が、水洗等に含まれる酸や溶剤の影響で溶解しているもの)
- 〈搬送系異常停止時に起こる再溶解〉
電着槽内にワークがある時は、微小電流を流してください。(50V程度)
水洗槽内にワークがある時は、極力、手動によりワークを出してください。
〈搬送系異常停止とは関係なく再溶解が起こる〉
水洗液の酸または溶剤濃度に異常がないか点検してください。