チェック項目

要因・対処方法

素材が変わっていませんか。

前処理～焼付け炉の管理基準を見直してください。
素材の状態や種類の変更により密着性は大きく変化します。
錆の発生など状態の悪い素材の場合、前処理で完全に除去できず密着不良を発生させる懸念があります

素材が肉厚ではありませんか。

焼付け条件を見直してください。焼付け型塗料での乾燥不良は、密着不良の傾向があります。

前処理後の水切乾燥が不十分ではありませんか。

水切乾燥条件を見直してください。

水切エアブローが汚染されていませんか。

水分、油分を除去してください。

前処理/塗装のインターバルは適正ですか。

前処理後、時間の経過した被塗物は、再度前処理を実施ください。

膜厚は適正ですか。

塗装条件を見直し、膜厚を適正化してください。

被塗物に異物の付着はありませんか。

異物を除去してください。

リコートではありませんか。

リコートを実施される際は焼付け温度、膜厚に注意してください。
またサンディング処理も考慮してください。

ブース内で埃、油などが浮遊していませんか。

ブース周辺を清掃してください。アウターブースを設置してください。

焼付け条件が異常ではありませんか。

炉温を測定し、時間・温度・昇温カーブを適正化してください。
噴出し口を調整してください。

被塗物の形状が従来より大きく変化していませんか。

熱風、赤外線の当て方で焼付け状態が変わることがありますので焼付条件を見直してください。

塗装後の保管環境が悪くありませんか。

保管環境を整備してください。
低温・低湿度下で、変化の少ない場所で保管してください。