製品情報

トラブルシューティング(溶剤)

層間密着不良
(相はぎ不良)
多層塗膜で塗膜間の相互密着が不良の場合を、相はぎ不良といいます。一般には塗膜に基盤目、またはスクラッチマークなどのカットを入れ、セロハンテープなどで圧着・はく離し、上・下塗膜間の層間はく離の状態により判定してください。
チェック項目
要因・対処方法
上塗り、下塗り塗料は所定のものを使用しています。
所定の上塗り、下塗り塗料の組合せで使用してください。下の塗膜が硬く、上の塗膜が軟らかい場合、特に注意が必要です。
下に塗られた塗料の乾燥条件は適切ですか。特に、焼付けの場合、オーバーベークになっていませんか。
規定の乾燥条件に調整してください。(下塗りがオーバーベークになると、必要以上に塗膜が硬くなり相はぎ不良となりやすい。)
上に塗られた塗料の乾燥条件は適切ですか。特に、焼付けの場合、アンダーベークになっていませんか。
規定の乾燥条件に調整してください。焼付けの場合、一般には上に塗装する塗料の焼付け条件が、下の塗料の焼付け条件に比べ若干高い方が相はぎ性はよい。
塗装工程、塗料の種類は変わっていませんか。
規定工程で塗装してください。
工程変更の場合には、適切な塗料に変更してください。
下塗りにノンサンディングタイプとサンディングタイプがあるので注意してください。
下に塗られた塗料の膜厚が薄過ぎることはありませんか。
規定の膜厚にしてください。
下に塗られた塗膜が長時間放置されたままのものに、そのまま(研磨などせずに)塗装していませんか。
塗装表面が汚れていたり、暴露中に硬度が上昇したりして、相はぎ不良となるので研ぎ工程を入れてください。
下に塗られた塗料は、規定のシンナーで塗装されていますか。
相はぎを不良にする添加剤の入ったシンナーがあるので、規定のシンナーを使用してください。
異種塗料の混入はありませんか。
新しい缶の塗料でチェックしてください。
塗料のロットが変わっていませんか。
ロットが変わったばかりか、古いロットのものでないか確認してください。
下塗り塗膜がブラッシングしていませんか。
下塗り塗装時に、高湿下ではブラッシングし、上塗りとの層間密着性を悪くします。
下塗り塗装時に、低温過ぎると硬化不良を起こしたり、コンデンスなどでブラッシングを起こすことがあります。
特にエポキシ系下地は注意が必要です。
下塗りに蒸発速度の遅いシンナーを使用してください。
下塗り塗膜を研磨してください。
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