事業紹介

遮熱塗料

近年、環境にやさしい塗料としてニーズが高まっている「遮熱塗料」。 都心のヒートアイランド対策として、当社の遮熱性舗装は快適な街づくりに尽力しています。

事業紹介

遮熱性舗装とは?

太陽エネルギーの50%を占める赤外線を反射し、熱の吸収を低減し、路面の表面温度を低下させる遮熱性塗料。
通常のアスファルト舗装では、昼間に降り注いで舗装に吸収された太陽光の熱エネルギーが、夜間に放射熱として放出されるため、ヒートアイランド現象という問題が起こります。この熱エネルギーの吸収量を低減する工法が遮熱性舗装です。もっとも施工されているのは東京都で、2016年に東京都内で約17万㎡に達した遮熱性舗装のうち15万㎡が当社の実績です。公園やプールなどに使用できる1液型水性タイプ、都道等の重交通道路でも耐えられる耐摩耗性を備えた、ほぼ無臭のウレア系タイプがあり、公的施設から一般住宅街まで広くカバーできます。

遮熱性塗装とは?
遮熱性塗装とは?

強みについて

  • ・夏の昼間で11~14℃の路面温度低減効果*が望めます
    ( *路面環境による)
  • ・滑り抵抗性・耐摩耗性・無臭などの機能を付加します
  • ・無溶剤でVOCを発生しない環境配慮型塗料です

遮熱性としての機能はもちろんのこと、その他の付加機能についても安定した品質で実績があります。
路面の状態や用途に合わせて2種のタイプをご用意し、最適な施工を行っております。

強みについて

プロジェクトストーリー

先読み力でつかんだチャンス~公式マラソンコース採用への道

道路向け遮熱塗料市場が活発化してきた当時、速乾性をうたった「MMA系塗料」が主流となっていました。しかし、当社はMMA系塗料の臭気と安全性を課題と捉え、全く異なるタイプの「ウレア系塗料」を開発・推進する方針を選択しました。そして2008年、東京都が都道に遮熱性舗装を次々と採用し始める中、MMA系塗料の臭気問題が発生。臭気の少ない当社「ウレア系塗料」の採用が一気に広がりました。 さらに2012年遮熱性舗装の剥離問題が発生し、東京都の調査の結果、激しい剥離を起こしているMMA系に対し、当社のウレア系がほとんど剥離していないことが明らかになり、日本ペイント・インダストリアルコーティングス㈱の「ATTSU-9 ROAD(U)」が圧倒的に市場を勝ち取ることになりました。 勢いづいたところに2015年、公式マラソンコースに遮熱性舗装を使用する 方針が決まり、シェアと品質を武器に、当社は自信を持って推進活動を開始しました。

実績

翌年8月31日、青山通りで開催された「ATTSU-9ROAD」舗装での試走会では、参加したアスリートや関係者から好評を得ることができました。
あくまでも社会で必要とされる品質を追求した当社の選択が、世界に向けて技術力を発信するチャンスをつかむこととなりました。

実績
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